Dreamweaverのはじめかた

サイト設定をする(FTP/テストサーバーの設定)

Dreamweaverで作業する際の「ローカルフォルダー」へのサイト設定を事前に行ってください。

公開するサイトへのFTPなどの設定は「サーバー」という項目で行います。この項目で設定したフォルダーをDreamweaverでは「リモートフォルダー」と言います。
また、テスト、共同作業で集まるHTMLファイルなどのデータを集めるフォルダーを「テストフォルダー」という言い方をして分ける場合があります。

サーバーへの設定方法は、使用しているサーバーで異なりますので、サーバー管理者などへお問い合わせください。

サーバーへの接続設定をする

サーバーの設定は以下の手順で行います。

  1. 事前に「ローカルフォルダー」へのサイト設定を行います。
  2. 一度、サイト設定のウィンドウを閉じている場合は、「ファイル」ウィンドウの定義名をダブルクリックして「サイト設定」を表示します。
    サイト定義ウィンドウ

    その他に、一度定義した「サイト設定」をもう一度開く方法には、メニューの「サイト」>「サイトの管理...」、


    または、サイトアイコンの「サイト管理...」から「サイト管理」ウィンドウを選択してください。


    この場合は表示されたウィンドウから「サイト設定」をし直すサイト定義名を選択し「編集」ボタンを押します。


    これで「サイト設定」が表示されます。
  3. 「サイト定義」のウィンドウを表示したら、カテゴリー「サーバー」を選択します。
  4. 表示された項目の「+」(新規サーバーの追加)を押すと、サーバーの設定ウィンドウが表示されます。

    項目を次のように設定していきます。


    サーバー名‥‥‥‥
    自由に決めてください。
    使用する接続‥‥
    FTP、SFTP、FTP over SSL/TLS(暗黙的な暗号化)、FTP over SSL/TLS(明示的な暗号化)、ローカル/ネットワーク、WebDAV、RDSから選択します。
    接続するサーバーの設定に合わせて選んでください。以下の入力項目は、選択した設定で変わります。
    ◎FTP、SFTP、FTP over SSL/TLS(暗黙的な暗号化)、FTP over SSL/TLS(明示的な暗号化)の場合
    上記の図のような画面になり、「FTP/SFTP先のアドレス」、「ユーザー名」、「パスワード」、「ルートディレクトリ」、「Web URL」の入力項目が表示されます。
    FTP over SSL/TLS(暗黙的な暗号化)、FTP over SSL/TLS(明示的な暗号化)を選択したときは、「認証」という選択項目が追加されます。
    ◎ローカル/ネットワークの場合
    「サーバーフォルダー」、「Web URL」の入力項目が表示されます。
    ◎WebDAVの場合
    「URL」、「ユーザー名」、「パスワード」、「Web URL」の入力項目が表示されます。
    ◎RDSの場合
    バージョンは1.01です。「設定」で「ホスト名」、「ユーザー名」、「パスワード」などを入力します。
  5. 設定が完了したら「保存」を押します。
  6. サーバーの項目に設定したサーバー名が表示されます。
    「リモート」にチェックが入っていることを確認して、「保存」ボタンを押して閉じます。


    「テスト」を設定するとWordpressなどのPHPとMySQLを使うような動的なコンテンツをDreamweaverで確認できるようになります。
  7. これでサイト定義は完了です。

「サーバー」の設定を修正・削除・複製する

「サイト設定」の「サーバー」の変更は、表示されたページの下部にあるアイコンから行います。

 

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Dreamweaverのはじめかた Dreamweaver CS 5.5編 制作著作/ノンピリオド:村山秀明