Dreamweaverでゴォ!

ライブラリを作成する

Dreamweaverには、「ライブラリ」という機能があります。

ホームページを作成していくとヘッダーのアイコン、フッターの部分の文字列など各ページに必ず、各ページに共通する同じようなデザイン・同じような文字列がでてきます。
ライブラリ」とは、そうした部分を一つのパーツに変換し、HTMLページにワンクリックで挿入と変更ができるようにさせる機能です。
ライブラリ」を作成するとサイト定義されたフォルダ内に「Library」というフォルダが作られ、拡張子に「.lbi」がついたファイルが作られます

作成した「ライブラリ」は「アセット」ウィンドウで確認できます。

ライブラリ」としてHTMLページに挿入された部分は直接、編集・修正できませんので注意してください。

もしも、ページデザインが同じで、中身だけが違うページを簡単に作りたい場合は「テンプレート」という機能を使うといいでしょう。

「ライブラリ」のメリット・デメリット

「ライブラリ」を使うメリット

  • 共通するパーツを管理するので、決まりきった文字列を再度入力するなどの手間がなくなります。
  • ライブラリファイルを修正することで、ライブラリを挿入したページの同じ部分を一括で修正できます。

「ライブラリ」を使うデメリット

  • ライブラリとしてHTMLページに挿入した部分の編集はできません。

「ライブラリ」に向くようなコンテンツ

  1. 住所・連絡先
  2. テキストで作成されたリンクメニュー
  3. サイトタイトル
  4. 変更の少ないバナー広告

HTMLページの一部から「ライブラリ」を作るには

  1. HTMLページから「ライブラリ」にしたい箇所を見つけ、カーソルで選択します。
  2. 修正 > ライブラリ > ライブラリにオブジェクトを追加 を選択します。

    もしくは 「アセット」ウィンドウを「ライブラリ」の表示に切り替え、以下「新規ライブラリ項目」と表示されるアイコンをクリックします。
  3. 「アセット」の「ライブラリ」に「untitled」というファイルが作成されますので、ファイル名を変更します。
    ファイル名は、ひらがな、カタカナ、漢字でも問題ありませんが、正しく「ライブラリ」が機能しない原因になるようです。
    できるだけ、英数字で「ライブラリ」名をつけてください。

作ったライブラリは「アセット」から確認することができます。

「ライブラリ」を新規に作るには

  1. ファイル > 新規...を選択します。
  2. 「新規ドキュメント」選択ウィンドウが表示されるので、「一般」からカテゴリ「基本ページ」、基本ページ「ライブラリ項目」を選択します。
  3. 作成の前後で保存を選びます。保存先に「Library」フォルダがない場合は作成してください。拡張子は自動的に「.lbi」となります。

「ライブラリ」をHTMLページに挿入するには

  1. 「ライブラリ」を挿入したいページを開きます。
  2. 「アセット」ウィンドウを開き、「ライブラリ」項目を選びます。
  3. 挿入したい「ライブラリ」を選択し「挿入」をクリックするか、挿入したいページ内の箇所にドラックしてください。

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Dreamweaverでゴォ! 制作著作/ノンピリオド:村山秀明